高血圧や低血圧で現れる症状とは

一般的に血圧に関しては、高い数値が続いていることの健康への影響については声高に訴えられています。しかし、だからと言って低いからと言って問題がないと言うわけではありません。高すぎるのも問題ですし、低すぎるのも問題です。血圧が高い場合でも、低い場合でも、様々な症状が出てきます。まず高い場合です。この場合は、初期の段階では頭痛や耳鳴り、肩こりやめまいなどが起こりやすいと言われています。また血管に高い圧力がかかり続けている状態であり、全身に血液を放出している心臓にも負担がかかっている状態でもありますから、動悸や胸痛なども症状として出てくることが多いとされています。そこから呼吸の苦しさまで覚えるようになった場合は、症状はかなり進行してしまっていると考えられます。高血圧になると腎臓にも負担がかかりやすくなるため、むくみが出ることも多いようです。逆に血圧が低い場合は、心臓から送り出される血液量が著しく低下している、またその血液が全身に行き渡っていないことが考えられます。そのため、全身の細胞が本来の働きをし辛い状態に陥ってしまいます。ですから症状としては、めまいや立ちくらみ、倦怠感、疲労感などが代表的なものとしては挙げられます。また気分の落ち着きがなくなる、偏頭痛を感じることもあるようです。このように血圧が高い場合、低い場合に出てくる症状は、いずれも、それほど顕著な特徴がある症状ではありません。ですから基本的には、家庭で血圧を計測する習慣を持ち、その上で自分の血圧数値を把握して、それを基準と照らし合わせることが必要です。そしてその上で、極端に高すぎる、低すぎる場合には医療機関に相談することが求められますし、もし、数値に異常がなくても、これらの症状が見られた場合には、やはり医療機関に相談をすると安心です。

高血圧や低血圧になる原因とは?

血圧が高いと健康診断で指摘された、または低すぎて朝起きられない、立ちくらみが起きるなどといったことで悩んでいる方が近年多くなっています。なぜそのようなことが起こってしまうのでしょうか。まず高血圧ですが、これははっきりした原因が不明というのが90%以上なのです。しかし、遺伝的な要因と、日ごろの生活習慣が関係しているということはわかっています。両親などが高血圧である場合は、生活習慣に関係なくその子供の数値も年齢に関係なく高くなるということがいわれています。高血圧を引き起こす生活習慣としては、まず塩分が大きく関わっています。塩分を摂りすぎると、人間の体はその塩分を薄めようと体内に水を溜めこんでしまいます。その結果血液の循環量が増大して、数値が上昇してしまうのです。一日の塩分量を制限し、カリウムを多く摂ることで改善がみられます。指針によると高血圧の人は一日の食塩摂取量は6g以下にすることが望まれます。次に喫煙です。タバコを吸うことで体内にニコチンが吸収されます。そのニコチンは血管を収縮させる作用があるため、喫煙することで数値が上昇してしまうのです。肥満も大きく関わってきます。肥満の人も循環血液の量が増加すること、またインスリンに対しての抵抗性も高まるため、代謝が正常におこなわれなくなり、その結果数値が上がってしまうのです。高血圧を放っておくと、さまざまな疾患につながるということがわかっています。代表的なものが動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などです。腎臓にも大きな負担がかかってくるので腎機能の低下から腎不全に陥ることもあります。一方低血圧ですが、これも遺伝的な要因はあると考えられています。疾病からくるものもありますし、その他には、ストレスによる自律神経の乱れなどがあるといわれています。

高血圧、低血圧の人が日常的に気をつけるべきこと

まず高血圧についてですが、原因は塩分の取りすぎ、肥満、飲酒、タバコ、ストレス、遺伝などがあげられます。特に日本人は塩分を体内に溜め込みやすい体質の遺伝子を持った人が多いため、高血圧やメタボリック・シンドローム、肥満になりやすい傾向にあります。この病気は徐々に進行するため自覚症状はほとんどないにも関わらず、心筋梗塞や脳梗塞などで突然死してしまうこともあるのでとても怖い病気です。高血圧の人が日常生活の中で気をつけるべきことは、まずは減塩です。塩分や脂質を多く含むファーストフードは避ける、かまぼこやソーセージ、ベーコンなどの塩分が多い食品は避ける、カップラーメやスナック菓子を減らす、ラーメンの汁は残す、漬け物を減らすなどできることはたくさんあります。無理せずできることからやってみましょう。飲酒やタバコを吸っている人は少しでも減らしていければ良いですね。また、適度な運動を心がけましょう。これに関しても、いきなりランニングをしようと思ってもなかなか長続きさせるのは難しいので、ウォーキングやストレッチなどの簡単な有酸素運動で十分です。1日10分程度でも良いので、毎日続けることを心がけましょう。あとは、毎朝血圧を計り自分の体調を知り、健康への意識を高めることも大切です。次に低血圧についててですが、はっきりした原因はわからないと言われています。しかし、偏食や塩分の不足、無理なダイエット、運動不足などが関係しているとされています。日常生活で気をつけることは、バランスのとれた食事をとるというこたです。塩分は、意識して多めに(1日10~12グラム程度)とるようにしましょう。また、軽い運動や早寝早起きなど規則正しい生活を心がけましょう。高血圧、低血圧ともに、予防や改善は日常生活の中にできることがたくさんあります。生活習慣を見直して、予防・改善をめざしましょう。